中世の修道院生活にタイムトラベル

聖なる織物芸術と中世の建築は、リューネブルクの街が提供する数多くの見どころのうちの2つである。聖ニコラ教会では、北ドイツでも珍しい中世の典礼用織物が展示されている。ここでは、リューネ修道院のベネディクト派の修道女とプロテスタントの修道女によって作られた、キャンバスに羊毛で編まれ、刺繍された巧みな作品を鑑賞することができる。修道院自体も一見の価値があり、1172年に設立され、現在も修道女が住んでいる。 リューネブルクの中世建築もまた、観光客を楽しませてくれる見どころのひとつだ。マーケット広場にあるリューネブルク市庁舎は、ドイツ最大級の中世市庁舎で、印象的なバロック様式のファサードを誇っている。リューネブルクで最も古い建物のひとつで、かつては修道院の教会だった。歴史的な給水塔や、シュティントマルクトのある港湾地区は、過去を大切に保存してきた街のイメージを完成させている。